今回のニュースで取り上げたのは、袴田(はかまだ)事件と呼ばれる
殺人事件です。
去る2月26日(月)報道ステーション(テレビ朝日)で、この事件を
担当した元裁判官が衝撃の告白をしていました。以下、その概要です。
☆ ☆ ☆
1966(昭和41)年6月30日、静岡県清水市(現静岡市)で
一家4人の殺人放火事件が起きました。
元プロボクサーでの袴田巌さんは状況証拠から犯人とされ、裁判で
死刑を宣告されました。
一審静岡地裁の裁判官だった熊本さん(当時29歳)は、袴田さんの
無罪を主張したものの、裁判長と他の裁判官が死刑を支持しました。
合議制のため、死刑判決となります。
しかも、取り決め上、死刑の判決文を書くのは熊本さんの役目でした。
1968年の一審審判決の後、熊本さんは裁判官を辞任しました。
「この事件を一生背負っていかなければならない」と語った熊本さん
は、袴田さんの再審請求にも協力の姿勢を示しています。
自分の子どもや親のことを思い出さない日はあっても、判決言い
渡しの時の袴田さんの様子を思い出さない日はない、と熊本さんは
語っています。
※ 一審判決が出てから約40年間、袴田さんはなお、獄中で再審を
求めて闘っています。
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日本の裁判制度の大きな問題点が浮き彫りになっている気がします。
数十年を獄中で過ごした袴田さんの人生、いったい誰がどうやって
償えるというのでしょう。
当時を思い出しながら涙ながらに語っていた元裁判官の様子が
印象的でした。
※ 本日配信した英語ニュースはこちら。→ 「元裁判官の告白」
